デヴィッド・ボウイとミック・ロンソン〜グラムロック創成期を築いた黄金コンビの出会い

未分類
この記事は約6分で読めます。
Pocket

デヴィッド・ボウイがグラムロックに傾倒した70年代、彼の横でGibsonレスポールをかき鳴らす金髪のギタリストがいた。
“ロノ”という愛称で呼ばれていたその男の名はミック・ロンソン。
彼はそれまで数々のバンドを渡り歩いた後、1967年にザ・ラッツというバンドに参加する。
そのバンドのメンバーの誘いで、ロノはデヴィッドと運命の出会いを果たす。
1969年、デヴィッドは2ndアルバム『Space Oddity』を発表する。
同作は前年に公開された映画『2001年宇宙の旅』をモチーフにして創作されたという。アポロ11号の月面着陸に合わせてシングルカットされた「スペイス・オディティ」が全英チャート5位、全米チャート15位まで上がり、デヴィッドは一躍人気ミュージシャンの仲間入りを果たすこととなる。
翌1970年1月、デヴィッドは自身が組んだばかりのバンド“ザ・ハイプ”のギタリストとしてロノ(当時24歳)を迎え入れる。
同じく24歳を迎えたばかりだったデヴィッドはロノのギタープレイを初めて聴いた時のことをこう回想している。

「彼はウチのジェフ・ベックになるぞ!ただ者じゃない!上手いことまるめ込んで一緒にやることにしたんだ。化粧をすることに関して最初は伝えなかったよ(笑)」


二人はすぐに意気投合し、ロンドン南部に位置する緑豊かで閑静な街ベッケンハムにあるアパートメント(ハドン・ホール)で暮らし始める。
そのアパートは以前からデヴィッドと当時の恋人アンジーが住んでいた“特別な棲家”で、エドワード王朝時代の豪邸を作り変えたものだった。
アンジーはその頃のことをこんな風に語っている。

「私と彼らで一緒になって女の子たちを捕まえてくるの。そして誰と誰が一番早くセックスまで持ち込めるか?ゲームのように競い合っていたの。みんなの見ている前でセックスをしたり、性別を超えた行為に及んだり…肉欲にまみれた毎日を繰り返していたわ。」



そんな生活をしながらも、デヴィッドとロノは音楽プロデューサーのトニー・ヴィスコンティと共に3rdアルバム『The Man Who Sold the World(世界を売った男)』の制作に取り掛かっていた。
密かにリハーサルを重ねてきたザ・ハイプは、いよいよその正体を現すこととなる。
ロンドンのカムデンタウンにある大型のライブ会場ラウンドハウスで派手にデビューライブを行ったのだ。
デヴィッドは、漫画のスーパーヒーローが着ているようなシルバーの衣装に身を包んで登場した。
それはまだロンドンでもグラムファッションが定着していない時代の出来事だった。


彼らはライブの回数を重ねていきながら、だんだんと派手な化粧をするようになる。
もちろん発案者はデヴィッドだった。

「ロノも含めてメンバーみんなステージの上で血色が悪そうだった。メイクをすればもっと自然な顔色になると思ったんだ。」


中性的な化粧をしたメンバーたちがステージを降りると、楽屋口には溢れんばかりの女性ファンがつめかけてきたという。
そんな中、1971年に入ってすぐにザ・ハイプは解散。
4thアルバム『Hunky Dory』の次に、自身を”宇宙からやってきたロックスター”に見立てた5thアルバム『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars(ジギー・スターダスト)』を制作。
デヴィッドはロノのギターサウンドを軸にした新バンド“スパイダース・フロム・マース”を引き連れ一時代を築いてゆく…
ギタリスト、アレンジャーとして才能を発揮し、ライヴでも華のあるパフォーマンスでファンを魅了し続けた男。
稀代のアーティスト、デヴィッド・ボウイの黄金期を支えたのはミック・ロンソンだった。



<引用元・参考文献『デヴィッド・ボウイ 気高きアーティストの軌跡』ウェンディ・リー(著)江上泉(翻訳)/ヤマハミュージックメディア>
こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。




【佐々木モトアキ独り唄いTOUR“歌ものがたり2021”春夏】
8月21日(土)久留米 農と音
8月22日(日)山口(萩)玉ネギ畑  
8月23日(月)東広島pasta amare
8月27日(金)福岡 Bassic. 
8月28日(土)LIVE BAR雷神
8月29日(日)大牟田 陽炎
↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12660274732.html


【佐々木モトアキ独り唄いTOUR“歌ものがたり2021”秋冬】
9月11日(土)金沢JealousGuy
9月12日(日)富山(高岡)GOOD FELLOWS
9月17日(金)北海道(恵庭)Mojo Hand    
9月18日(土)北海道(札幌)SALINAS
9月19日(日)北海道(苫小牧)M’s Garden  
9月20日(月・祝)北海道(旭川)Live Snack &. 
9月22日(水)北海道(札幌)LOG  
10月2日(土)茨城(古河)三和ふるさとの森
10月3日(日)新潟Live Bar Mush
10月9日(土)山口(下関)T-Gumbo
10月10日(日)福岡(雑餉隈)@-yaya GARAGE
10月16日(土)茨城(古河)Live studio音出事
10月23日(土)吉祥寺Rock Joint GB
10月30日(土)福岡Public Bar Bassic.
10月31日(日)熊本(八代)bar 7th chord
11月3日(水・祝)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis 
11月6日(土)鳥取(米子)シンワンメイク
11月12日(金)小倉Bar Disa
11月13日(土)広島OK鉄板
11月14日(日)大分(宇佐)音小屋REBOOT
11月20日(土)二戸FREED
11月21日(日)八戸FLAT 
11月22日(月)青森 Be on space222トラスト
11月23日(火・祝)秋田カウンターアクション  
11月27日(土)下北沢ニュー風知空知
12月3日(金)名古屋ローリングマン
12月4日(土)岡山Desperado
12月5日(日)大阪 大きな輪
12月11日(土)福岡NIKAI 
12月12日(日)大牟田 陽炎
↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12686565848.html


新作ミニアルバム『You』のタイトルナンバー「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。


佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。
例えば執筆・編集のお仕事として、、、
「ロック」「ジャズ」「ブルース」「R&B」「シャンソン」「カントリーミュージック」「フォークソング」「歌謡曲」「日本の古い歌」など、ほぼオールジャンルのページ企画・特集に対応いたします。
ライブイベントの紹介・宣伝文や、アーティストの紹介文なども対応できます。
音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。
音楽、人、食、商品、街(地域)…私たちが関わるものすべてには“ものがたり”があります。
あらゆるものに存在する、ルーツや“人の想い”を伝えながら「誰が読んでもわかりすい読み物」をお作りいたします✒
お気軽にご依頼のご相談・ご連絡ください♪
sasa@barubora.jp
090-2669-2666
【佐々木モトアキ プロフィール】
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12648985123.html
【TAP the POP佐々木モトアキ執筆記事】
http://www.tapthepop.net/author/sasaki

The post デヴィッド・ボウイとミック・ロンソン〜グラムロック創成期を築いた黄金コンビの出会い appeared first on TAP the POP.

タイトルとURLをコピーしました