I Don’t Want To Talk About It〜ドラッグで死んだ作者、その名曲を十八番にしたロックスター、小さなライブハウスで唄い継ぐ女性シンガー

この記事は約6分で読めます。
Pocket



この歌は、スコットランド出身のロッド・スチュワートが本格的にアメリカ進出を賭けて発表したアルバム『Atlantic Crossing』(1975年)の中でカヴァーし、広く知られるようになる。
オリジナルはニール・ヤングのバックバンド“クレイジー・ホース”の初期メンバー(ギタリスト)として活躍したダニー・ウィッテン。
ダニーは1971年にこの曲を発表し、翌年に29歳の若さでこの世を去っている。
死因はヘロイン中毒とされている。
当時、ニール・ヤングは彼の早すぎる死を惜しんでこんなコメントを残している。
「生きていたらどんなに多くの佳曲を書いていただろう…」
ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン…1960年代後半から1970年代前半にかけて才能豊かなミュージシャン達が麻薬や酒に蝕まれながら27歳で夭折するという“必然のような偶然”が度重なったが…彼もそのリストに加わっていてもおかしくはない存在だった。
それはドラッグとの関わりにおいても、ミュージシャンとしての才能においても…

もう話したくないよ
だけどもう少しだけここにいさせて欲しいんだ
ここにいられるなら…僕の胸のうちを聞いてくれないか
僕の…このつらい胸のうちを



アメリカ進出後、ロックスターとして世界的な成功を果たしたロッド・スチュワートは、長年に渡ってこの歌を十八番にしてきた。
コンサートのハイライト場面で彼と一緒にオーディエンスが大合唱するのも定番の光景となっている。
2004年、ロッドはロンドンのロイヤル・アルバートホールで行なわれた一夜限りのチャリティーライブのステージに立っていた。
旧友ロン・ウッド(ローリング・ストーンズ)や、クリッシー・ハインド(プリテンターズ)などもゲスト出演した大舞台で、彼は突然まったく無名の女性シンガーをステージで紹介する。
彼女の名前はエイミー・ベル(当時22歳)。
一週間前にスコットランドの北の町グラスゴーの路上で歌っていたところを、同郷のロッドが見出したという。
「歌を伝えること、素晴らしい曲を唄い継いでゆくこととは如何なるもなのか?」
ステージ上で、ロッドは彼女に大切なことを教えたかったのだろう。
たとえそれが路上であっても、小さなライブハウスであっても、大きなステージであっても…変わらない、変えてはいけないものを。


夢のような舞台で注目を集めた彼女は、その後ロスに渡ってソロアルバムをレコーディングし、発表するのだが…次第にその名前が聞かれなくなってゆく。
35歳となった彼女は現在、故郷グラスゴーに戻ってギター1本のスタイルでイギリス各地の小さなパブやライブハウスで唄い続けている。
客席からリクエストがあれば…もちろんあの歌も唄っているという。


こちらのコラムの「書き手」である佐々木モトアキの音楽活動情報です♪
宜しくお願い致します。



『山部“YAMAZEN”善次郎×佐々木モトアキ ダブルネーム弾き語りTOUR “ちょっと長い関係の歌旅2022”】


1月15日(土)八幡DELSOL café
1月22日(土)福岡ROCK食堂(昼公演)
1月22日(土)福岡ROCK食堂2階Honey Bee(夜公演)
1月23日(日)行橋Rock ‘n Roll Bar Memphis 
1月28日(金)東広島pasta amare 
1月29日(土)大阪 新世界ヤンチャーズ
1月30日(日)和歌山OLD TIME
2月5日(土)久留米 農と音2号店 
2月6日(日)佐賀 雷神 
2月18日(金)横浜THUMBS UP
2月19日(土)静岡・御前崎Cook House椿
2月20日(日)名古屋ROLLINGMAN
2月22日(火)金沢JealousGuy
2月23日(水・祝)新潟Mush
3月4日(金)沖縄・コザ CROSSOVER CAFE’ 614
3月5日(土)沖縄・那覇Drunk CINDERELLA
3月6日(日)沖縄・宮古島 雅歌小屋
3月19日(土)下北沢ニュー風知空知
3月20日(日)茨城・水戸Jazz Bar Bluemoods
3月21日(月・祝)埼玉・所沢MOJO
3月25日(金)広島LIVE café Jive
3月26日(土)岡山Desperado
3月27日(日)徳島Music Bar Ricky
4月15日(金)小郡ジラソーレ
4月16日(土)熊本八代7th chord 
4月17日(日)大牟田 陽炎
4月21日(木)仙台HIGHBURY
4月22日(金)福島Harvest
4月23日(土)岩手・二戸 HOUSE OF PICNIC 
4月24日(日)秋田・湯沢BASEMENT
4月30日(土)福岡Bassic.(ライブ&スペシャルスライドショー)
↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12713121312.html

【歌ものがたり2022春〜雨ニモマケズ風ニモマケズ】


1月16日(日)長崎・思案橋ブラックリスト
2月8日(火)福岡・大牟田キャラクターBAR
2月12日(土)東京・高円寺MOONSTOMP   
2月13日(土)埼玉・川越 大黒屋食堂  
2月26日(土)福岡・薬院 遊来友楽 
2月27日(日)北九州・黒崎 居酒屋 中村屋
3月12日(土)群馬・前橋 呑竜横丁  ※詳細未定
4月2日(土)兵庫・宝塚 ※会場・詳細未定
4月3日(日)京都・四条大宮高辻 夜想 ※詳細未定
4月9日(土)茨城・古河LIVESTATION ”L” ※詳細未定
↓チケットご予約&公演詳細・共演者情報はこちら
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12714724886.html



佐々木モトアキの楽曲「You」のミュージックビデオです♪
映像編集、ポートレート(写真)撮影共に、佐々木モトアキ本人が手掛けております。
とてもシンプルな技法ですが、何よりも登場する皆さんの表情が素敵です✨
人が“目を閉じている”表情。
その“瞼(まぶた)に浮かんでいる”誰かの顔。
繋がってゆく“一人ひとりの想い”が、100通りの、いや1000通りのドラマを描いてくれています。


佐々木モトアキ
執筆、動画編集、音楽・食・商品・街(地域)に関わるPRなどなど…様々なお仕事承ります。
例えば執筆・編集のお仕事として、、、
「ロック」「ジャズ」「ブルース」「R&B」「シャンソン」「カントリーミュージック」「フォークソング」「歌謡曲」「日本の古い歌」など、ほぼオールジャンルのページ企画・特集に対応いたします。
ライブイベントの紹介・宣伝文や、アーティストの紹介文なども対応できます。
音楽以外のライティングとして、WEBページの作成・リニューアル、各種パンフレット作成に伴う「店舗のご紹介」「メニューご紹介」「企業・会社のご紹介」「商品のご紹介」などなど様々なPRに関わるお仕事も承ります。
音楽、人、食、商品、街(地域)…私たちが関わるものすべてには“ものがたり”があります。
あらゆるものに存在する、ルーツや“人の想い”を伝えながら「誰が読んでもわかりすい読み物」をお作りいたします✒
お気軽にご依頼のご相談・ご連絡ください♪
sasa@barubora.jp
090-2669-2666
【佐々木モトアキ プロフィール】
https://ameblo.jp/sasakimotoaki/entry-12648985123.html
【TAP the POP佐々木モトアキ執筆記事】
http://www.tapthepop.net/author/sasaki

The post I Don’t Want To Talk About It〜ドラッグで死んだ作者、その名曲を十八番にしたロックスター、小さなライブハウスで唄い継ぐ女性シンガー appeared first on TAP the POP.

タイトルとURLをコピーしました